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「袂」「衽」なんと読む? 意外と知らないきものの名称

「袂」「衽」なんと読む? 意外と知らないきものの名称

こんにちは! きもの処たにぎです。
早いもので今年もあと二週間と少しを残すばかり。成人式への準備はお進みですか?
突然ですが、皆さんはこの漢字の読み方をご存じですか?
「袂」
「衽」
「衣紋」
振袖や着物について調べているとよく出てくる、これらの漢字。

普段あまり目にしないものばかりですし、見覚えのある漢字でも現代で使われているものとは意味が違う……なんてことも。
読めなくても全く問題はありませんが、知っておくと便利だったり試着や前撮りのときの楽しみが増えたりするかもしれません。
ということで、今回はよく目にするけど意外と知らないお着物の名称をご紹介致します!

振袖や着物の名称

袖口(そでぐち)

これは洋服と同じなので、簡単ですよね。きものを着るときに腕を出す部分のことです。
腕を出すために開いているところを袖口と言います。

袖丈(そでたけ)

振袖の特徴は、袖がとても長いこと。そのため、袖の長さ(丈)のことを「袖丈」とよびます。
現代でも「この服ちょっと丈が長いかも」のように言いますよね。

振り(ふり)

振袖を着た状態で少し腕を上げてみると分かるのですが、袖の下の方にスリットのように開いている部分があります。
そこを「振り」と言います。
江戸時代に、舞台上の女性が袖の長い振袖を着て「振り」を振ったことからきています。

衣紋(えもん)

これはお着物以外ではあまり耳にしない言葉です。首の後ろ側にある衿のことを「衣紋」と言います。
着物を着るときはこの部分を後ろに引っ張って美しい着姿になるようバランスを取るのですが、このことを「衣紋を抜く」と言ったりします。

袂(たもと)

振袖に限らず、すべての着物は袖の部分が袋状になっています。そしてその袋状の部分を、「袂(たもと)」と呼びます。
撮影のときは袂が綺麗に写るようにおもりや型紙を入れて形を整えます。

上前(うわまえ)・ 下前(したまえ)

着物を着たとき、上下で二枚重なっているような形になります。
そのときに上になっている部分を「上前(うわまえ)」、下側になる部分を「下前(したまえ)」と呼びます。

衽(おくみ)

衿の下の方をみると、細長い形の布が目に入ると思います。
刃先のような形をしていて着物を着るときに重なるその部分を、「衽(おくみ)」と呼びます。

裾(すそ)

これも洋服と共通です。「スカートの裾」などと言いますよね。
それと同様できものの腰から下のことを「裾」といいます。

身八つ口(みやつくち)

着物の腕のところ、袖口の下側です。
袋状になっているところに手を入れられますよね。
腕を通していないところの開き口のことを「身八つ口(みやつくち)」といいます。

褄先(つまさき)

きものの先端です。裾で重ねた、襟下と裾の先の角のことを「褄先(つまさき)」と呼びます。
足の「爪先」とは漢字が違うのがポイントです。

ということで、最初の質問の答えは
「袂」 たもと
「衽」 おくみ
「衣紋」 えもん
でした! 難問でしたが、全問正解された方はいらっしゃいますか?

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