
こんにちは!きもの処たにぎです。
草履と下駄、どちらもよく耳にしますが、その二つの違いをご存じですか?
どちらも和装には欠かすことのできない履き物ですが、実は明確な違いがあるんです!
今回は、草履と下駄の違いについてご紹介いたします!
下駄と草履の違い
慶応元年から続く履き物の専門店である丸屋履き物店さんによると、
【下駄】とは「木製の台に穴が3つ空いていて、そこに花緒をすげた履き物」のこと。
素材は様々ですが、現在では基本的には桐が使用されています。
【草履】とは「コルク材に革や布などを巻き、重ね、底・天を整形した履物」のこと。
古くは稲藁や竹の皮を編んで作られ、そこが平べったいのが特徴です。
素材の違い
下駄は木から作られます。防湿・防虫効果があり、丈夫で清潔な履き物作りに適した素材である桐や、香り高いヒノキ。木材の中でも有数の硬さを誇る樫など、様々な素材が使用されます。
一方で、草履はコルクで作った芯を布や革で包んで加工して作ります。コルクの品質によっても変わりますが、一般的にコルク素材は木に比べて保温性が高く、軽いです。
形の違い
下駄は、板の下に2つの突起が付いています。いわゆる「歯」と呼ばれる部分です。その「歯」によって地面と足との間に空間を作って高さを出すので、昔は雨の日に下駄を履く人も多かったとか。
対照的に、草履の底は平らな作りになっています。
表面が布や皮で覆われているので丈夫で長持ちしやすいと言われており、最近では「バルーン草履」という特別な樹脂を使って足への負担を減らしたものも開発されています。
振袖に合わせる草履というと、底が厚く平らなものをイメージされる方も多いかもしれません。
底の形や厚さは様々ですが、高級なものほど草履の厚みが増す傾向にあります。
振袖にあわせる草履では、舞妓さんが履く「おこぼ(ぽっくりとも呼ばれる、歯のない厚底の下駄)」のように厚底で、爪先部分が地面につかないような形になっているタイプも人気です。
格の違い
ここまでの特徴からわかる通り、成人式で身につけるのは草履です! 振袖は未婚女性の第一礼装でもあり、フォーマルな着物なので草履を合わせるのが良いでしょう。
靴で例えると、下駄はサンダル、草履はパンプスやハイヒールのイメージです。
一般的な着物に合わせるのはどちらでもOKですが、カジュアルで浴衣にあわせるのが下駄というイメージが強いです。浴衣で石畳を歩くときの効果音はカランコロンと下駄が鳴る、そんなイメージが夏の風物詩にもなっていますよね。
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