振袖を郵送? どうやって送るの?

isato-tanigi 着物の話

こんにちは!きもの処たにぎです。

成人式を終えて、振袖をレンタルした方などは、振袖を郵送する機会があると思います!

また、実家や親戚のもとに送る機会が今後あるかもしれません。

振袖はとても高価なものなので、シワになってしまったり、形が崩れてしまうととてもショックですよね。

また、郵送の方法次第では配送料が高くなってしまうこともあります。

振袖を郵送するときのポイントをいくつかご紹介いたします!


シワにならない畳み方

郵送前に畳んだときはとても綺麗な状態でも、届いたときにはシワになっていることがあります。そのため、注意が必要です!

畳む回数は少なめに!

畳むと、小さく梱包できるため何度もたたんでしまいたくなりますが、シワになりやすくなります。そのため、畳む回数は少なめにしましょう。

また、折り目が強くついてしまうことがあるので、折り目となる部分にタオルを挟むと良いでしょう!

正しい畳み方で畳もう

正しい畳み方で綺麗に畳みましょう。

以前に着物の畳み方をご紹介いたしましたが、そちらを参考にしてくださいね。

小物ごとに梱包をわけておくと、とても便利です!


配送の際の注意

宅急便は、様々なものと一緒に運ばれるため、傷やシワなどがついてしまうことがあります。

荷物の中の状態が必ずキープされるわけではないので、配送の際には配慮が必要です。

そこで、運送保険という保険に入っておくことをオススメします!

保険に入っておくことで、傷や破損の際に保証になります。

振袖はとても高価なので、運送保険に入っておくと安全です!


振袖を入れるもの

宅配する際の梱包は形が変形しないもの、中で振袖が動かないようにできるものにしましょう。着物用の段ボールやスーツケースなどが好ましいです。

普通のダンボールでも配送可能ですが、傾いてしまうことがあるので中に詰め物をしておきましょう!

紙袋や鞄などで配送することも可能ですが、たとう紙やビニール・風呂敷でしっかりと包みましょう。シワや傷には充分気をつけて配送しましょう!

また、着物バックという仕切りのついた袋もあります。小物や振袖など様々なものが入れやすくできているので、そちらも便利です!

  • スーツケースのようなしっかりした作りのバッグに、シワにならないようにキッチリ詰めて配送してもらう。
  • 着物バッグに入れ、ビニールカバーをかけるか、ビニール袋に入れて段ボールに梱包する。
  • 段ボールに梱包する場合は、たとう紙に包んだうえで段ボールに入る大きさに折り、ゴミ袋などの大きなビニール袋に入れる。
  • 着物用の段ボールでなくても使えるが、欲しい場合は引っ越し業者などで販売している。