振袖の柄にはどんな種類があるの? 古典? モダン? 違いはなに?

tanigi ニュース

こんにちは、きもの処たにぎです!

今週は急な雨に見舞われ、久しぶりに少し肌寒い日々が続いております。
皆さん風邪など召されていませんでしょうか?

今日は振袖の柄についてご紹介させて頂きます。

振袖のカタログや呉服店のinstagramでよく目にする、「クラシック振袖」や「モダン振袖」などの言葉。その呼び名からなんとなくどういう振袖なのか想像できるかと思いますが、実際にはなにを基準にジャンル分けされているのでしょう?

Q. 振袖の柄は、どういう風に分類されているの?

振袖の柄は、大きく「古典柄」「モダン(現代)柄」の二種類に分けることができます。

古典柄は、その名の通り、「昔からある古典的な柄」のこと。

古典柄のいいところは、流行りに左右されず世代を超えて愛されるところです。

そんな古典柄の中でもとくに人気が高いのが、「縁起物」を描いた「吉祥模様」のもの。

例えば新作振袖ムック本「着たくなる日」にも掲載された、女優の山本舞香さん着用のこの赤い振袖(振袖No.T-K301)。いつの時代も人気の高い赤い振袖に、色とりどりの花々や扇、手毬などの吉祥模様がふんだんに散りばめられています。

その他の吉祥模様としては鶴亀、蝶、貝、龍、宝尽くしなどが知られていて、どれも成人の儀を祝う大変めでたいモチーフです。

また、古典柄にはうさぎやトンボ、鶏などの生き物を描いた「動物文様」や、桜や牡丹などの花や山なみ(山取)を描いた「自然文様」なども存在し、新成人の新たな門出を華々しく祝います。

ではこちらの振袖はどうでしょう?

モデルの加藤ナナさん着用の、こちらの振袖(No.T-N401)。真っ黒な振袖に鮮やかな青い花が咲き誇る、インパクトのある振袖ですが……こちらはなんとなく「モダン振袖」であることが分かると思います。

こちらの振袖のように現代的なデザインのものや、「薔薇」や「幾何学模様」など現代的な柄が組み込まれたものが「モダン振袖」と呼ばれます。

そして数年前から、ここにさらに「レトロモダン」と呼ばれる振袖が加わることになりました。

昔懐かしいという意味の「レトロ」と、現代的という意味の「モダン」。そんな相反する二つの言葉を組み合わせて生まれた「レトロモダン」の定義はハッキリと決まっているわけではないですが、

現代的な柄なのにどこか懐かしさを感じるデザイン

昔ながらの柄を現代的にアレンジしたデザイン

のことを指すと思って頂くと分かりやすいかなと思います。

例えばモデルの嘉手苅真愛さん着用のこちらの緑の振袖(No. T-K318)。この振袖で使われている柄は、「波」や「松」、「牡丹」など昔から縁起物としてよく使用されるモチーフばかり。

しかし、この振袖は赤、白、緑、黒のシックな四色が大胆に切り替えられて組み合わさったデザインをしていますよね? 古典的なモチーフを使っていても、デザインが現代的……だからこれは「レトロモダン振袖」に当たる、ということなんです。

最近はさらにポップなレトロモダン振袖も人気になってきて、例えばイラストレーターの中原淳一さんが描く少女たちのような「大正ロマン」や「昭和モダン」な雰囲気の振袖やコーディネートを選ぶお客様も増えています。

古典か、モダンか、レトロモダンか。どれも違った魅力があって、迷ってしまいます。

そして色や柄だけではなく、あわせるヘアメイクや小物でも何通りもの着こなしができるのが振袖というもの。是非あなただけの着こなしを探しに、店舗へ遊びに来てください!

全国的に豪雨による土砂災害の被害が報告されています。

相変わらずコロナウイルスも猛威を振るう中、皆様どうか安全に、元気でお過ごしくださいね。

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