【成人式のギモン】成人式に振袖を着るのはなぜ?歴史を紐解いていきましょう!

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はじめに

こんにちは!きもの処たにぎでございます!

青葉の候、ご機嫌よろしくお過ごしのことと思います。

さて、本日は「なぜ成人式に振袖を着るのか」という疑問と併せて、振袖の歴史をご紹介していきます!


なぜ成人式に振袖を着る?

皆様はなぜ成人式に振袖を着るのかご存じですか?

成人式には正装で参加するのがならわしとされてきましたが、実は振袖を着なければいけないという決まりはありません。

特に成人式を夏場に行う自治体では、上品で涼しげなワンピースなどが選ばれるようです。

しかし、「成人式と言えば振袖」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

それは昔から成人式に振袖を着るという習慣があるからです。

成人式は冠婚葬祭の冠にあたる部分であり、日本の4大儀式のうちのひとつで人生の節目と言える一大イベントです。

特別な場面で着る衣装として振袖はぴったりと言えますが、なぜ振袖が着られるようになったのでしょうか。

ここからは成人式で振袖を着るようになった歴史を見ていきましょう。


振袖は江戸時代に生まれた

現在のように袖の長い振袖は江戸時代に生まれました。

江戸時代では、日常的に小袖と呼ばれる袖が短い着物が着られていました。

しかし時代が進むにつれ、袖がどんどん長くなっていきます。

袖が長くなっていった理由としては、

・異性の気を引き、求婚の申し出に答えるため

・振るという動作によって厄払いやお清めができると考えられたため

・江戸時代の踊り子が袖を振る華麗な姿が流行したため

などの様々な説が挙げられます。


振袖は成人式で着られるようになった

振袖が今の形になり、江戸中期以降では子供や未婚女性の衣装となりましたが、長い袖では通常の生活を送ることが大変困難でした。

それから振袖を日常生活で着ることはなくなりましたが、依然として踊り子の衣装としては使用されていました。

しかしそれだけではもったいないということで、「特別な日には振袖を着る」という風習ができあがったのです。


<振袖は第一礼装>

振袖とは、未婚女性の第一礼装で大変格式の高い着物です。

一枚の絵のように縫い目の部分をまたいで模様が描かれている「絵羽模様」という柄つけになっており、華やかな柄が入っているのが特徴ですよね。

格式高い儀式である成人式にはぴったりの衣装と言えます。

また、振袖は未婚女性なら年齢にかかわらず誰でも着用することが出来ます。

一方で、成人式に参加する際結婚していても振袖を着用することは出来ますのでご安心ください♪

成人式に振袖を着ることで、長い袖がもつ「厄をはらう」という意味から新成人の無病息災を願うこともできます。


振袖は成人式に最適

成人式に決まった衣装はありません。

しかし、振袖は未婚女性が着用する衣装の中で最も格式高い第一礼装なので、成人式にぴったりの衣装と言えるでしょう。

また、振袖は華やかな柄が描かれており、色とりどりで美しいですよね。

一枚一枚の振袖にはきちんとその柄や色に意味が込められています。

その多くは健康や長寿、子孫繁栄などみなさまの未来を願う意味が込められているので、是非柄にも注目してみてください!


いかがでしたか?

なんとなくあった「成人式には振袖」というイメージが、振袖の歴史から見ていくことではっきりしてきたと思います。

もしよろしければお友達にもお話してみてくださいね!

当店Instagramでは、振袖に関する情報や、新作振袖の紹介、お客様コーディネートの紹介をしています。

お客様の大事な成人式を誠心誠意サポートしていきますので、何かお困りなことがございましたらお気軽にご相談くださいませ!


最後に

今回は、振袖と着物の違いをご紹介していきました。

是非参考にして頂ければと思います!

きもの処たにぎでは、一人ひとりのお客様が余裕を持ってじっくり振袖選びができるように事前予約を行っております!

また、コロナウイルス対策のために密を避ける目的もあります。

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