
こんにちは! きもの処たにぎです。
先日18日にはついに福知山市内も積雪に見舞われ、山間部には10センチ以上もの雪が積もりましたが、皆様お風邪など召されてはおりませんか?
今年もあと二週間を切りました! 1月に入ったらいよいよ成人式ですね。
成人式の準備は万端ですか? 当日の朝に思いがけない忘れ物やハプニングがないよう、早め早めのご準備を。
普段あまり着る機会のない振袖。洋服よりも身動きが取りづらいこともあり、いくら気を付けていても汚れがつきやすい……。とくに
- 汗やお化粧のつきやすい衿
- 食べこぼしポジション不動のNo.1である前身頃
- 皮脂汚れがついたり、壁や地面にひらひらと擦れやすい袖
- 汗や皮脂汚れが付きやすい背中・帯
- 泥跳ねや床の汚れを拾いやすい裾
あたりは、振袖を脱いだ後に必ずチェックしておきたいポイントです。
また、振袖には「汚れやすい部位」と共に「汚しやすい場面」が存在します。そして「どこが汚れやすいのか」や「どんなときに汚れやすいのか」を知っておけば、事前に回避したり、実際に汚れたときに焦ることなく対処ができます。
ですので、今回は振袖に汚れがつきやすいシーンをいくつかご紹介します!
1. 悪天候(雨や雪)の際
一部の地域を除き、成人式は一月上旬に開催されます。この時期は全国的に冷え込みが厳しく、冷たい雨や雪に見舞われることも多いですよね。
成人式当日に雨や雪が降っていたら要注意。
足元に泥が跳ね、シミになる可能性があります。そもそも履きなれないお草履で濡れた道を歩くのはかなり注意が必要ですし、足袋用のタイツなどを着用しておかないと足先が冷え切ってしまうことも……!
足元は
- ビニール製の草履カバー
- 草履の代わりにレザーブーツをあわせる
- 会場までレインブーツで行き、草履に履き替える
ことで汚れや冷たさから守ることが可能です。
着物用レインコートや泥除けのようなものも売られていますが、やはり折角の可愛い帯やコーディネートが隠れてしまうためか、成人式で着用されているところはあまり見かけません。
振袖姿を隠さず雨や雪の汚れを防ぐためにできるのは、
- 普段より大きめの、体がすっぽり収まる大きさの傘を持つ(周りの人に注意!)
- 泥水が跳ねないよう、内股で歩幅を小さくゆっくりと歩く
- できるだけ濡れずに済む移動手段を使って会場に行く
ことぐらいですので、最初から「天気が悪いと泥跳ねする」という覚悟をしておいたほうがかえって気が楽かもしれません。
Q. 泥跳ねしたらどうする?
A. どうもしない。
泥跳ねの場合は、擦ったり濡らしたハンカチで拭ったりすると余計に汚れが染みつく(泥が振袖に染み込む)可能性があります。また、道路の泥汚れには水分と泥砂以外にオイルなどの汚れが含まれていることがあり、泥が乾いて剥がれ落ちたあとも黒っぽいシミが残ることも……。盛大に水溜まりにハマってびしょびしょになってしまった……という場合には風邪を引かないようタオルやハンカチで「水分を取る」ことが必要ですが、それ以外の場合には擦らず触らず放っておきましょう。
2. メイク直しの際
成人式の会場に到着した際や、成人式の合間、そして友達との記念撮影の前など、成人式ではメイクを直す機会が多く訪れます。しかし、振袖を着ながらのメイク直しは振袖が汚れてしまわないよう注意が必要です!
成人式の当日にはプロの美容師さんにメイクをしてもらうことがほとんど。メイクをするのが初めてだったり、普段よりも濃いメイクをすることになった場合、思わぬことで振袖に汚れがついてしまうことがあります。
例えば衿にファンデーションや口紅をつけてしまったり、メイクを直している最中に袖が化粧品に擦れて汚れてしまったり。
ですので、化粧直しをする際には
- ハンカチやティッシュを衿元に挟んでから化粧を直す
- 袖がひらひらしないようクリップで止めておく
ことをオススメします。
Q. 振袖に口紅やファンデーションがついたらどうする?
A. どうもしない。
口紅やファンデーションのような化粧品には油分が含まれていることが多く、また色素もはっきり濃いものが多いので「水で濡らしたハンカチで擦る」などの対処は厳禁です。例えば口紅やアイシャドウの塊がくっついている場合にはティッシュなどで軽くつまんで取り除いたほうがいいですが、基本的には触らずそのままにしておきましょう。ちなみに、メイクアップリムーバーやシート式の化粧落としで擦るとその成分で振袖を傷つけてしまうことがあります。普段から着物をよく着ていらっしゃる方でしたら、ベンジンなどを使って染み抜きをされることもあります。ただ、自身がないときには洋服も振袖もプロに任せるのが一番です。
3. お食事の際
成人式のお祝いごはん。楽しく美味しいごはんタイムですが、振袖が汚れる原因トップスリーに堂々のランクインです。
基本的には「自分が新品の真っ白なシャツを着ている」ときと同じぐらい気を付けて食事をすれば、無事に食べ終わる確率が上がる気がします。これまでお食事中に汚してしまった方の話を聞いていると、
- 汁物やソースの飛び跳ね
- 物を取るときに長い袖がお皿にダイブ
- お箸から零れ落ちたものが膝の上にダイブ
が汚れの原因になることが多いようです。
膝の上や衿元はナプキンやハンカチでカバーし、袖はクリップなどで留める。クリップを持っていない場合、テーブルの上に手を伸ばす際には必ず反対の手で袖を抑える。このあたりのことを意識しておくだけで、お食事中の事故が起こりにくくなります。是非おためしください。
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